WORKSオリジナル製作 

 

本の改装というと「文庫本や並製本のソフトカバーをハードカバーに」というご依頼が多いのですが、「学術論文冊子を和綴じ製本に」というユニークなご依頼を受けました。論文の共著者、研究でお世話になった方々にお配りするため、特別な製本に仕立てたいというご依頼でした。

論文は三種類。A5サイズとA4サイズの二つ折りの一般的な論文で、緑のものは英語の論文。これに和紙の表紙をつけて綴じます。

 

和紙の柄は、論文の内容に合わせ、綴じの柄は亀甲綴じと康熙綴じの二種類でおつくりしています。事前の打ち合わせの際、亀甲綴じをみたお客様が「葉っぱの形のようでよい」というリクエストにより、亀甲綴じを取り入れました。たしかに葉っぱのようですね!

 

メッセージもお送りくださり、ありがとうございます。

「手作りのあたたかさを感じます^^
紙も色々、また綴じ方もお気に入りの亀甲綴じなどバリエーション豊富でたのしい気持ちになります。英文は和綴じ製本してどうかなと思っていましたが、特に緑色の模様の和紙が中の表紙と調和していい感じです。もっとこちらの方もお願いしておけばよかったかなと。海外の研究者に会いにいく機会などに、またお願いできればと思います。」

インド農村の伝統的な知識に関するご研究をされており、伝統的な和綴じを選ばれたそうです。この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。


2017