イベントレポート 2017.8.17 up


都立神代植物公園 植物多様性センターにて、夏休み親子講座「木と木をつなぐ!古代の本・木簡づくりに挑戦」を開催!植物観察と本づくりのコラボレーション講座を行いました。

このセンターでは、東京の植物多様性保全や絶滅危惧種保存を行っており、園内でたくさんの東京の植物が見られます。伊豆諸島の浜辺の植物がここ調布市で観察できるとは、驚きです。

 

▪︎神代植物公園 植物多様性センターならではの本づくり体験

さて、今回の木簡づくり講座は植物公園ならではのユニークな内容でした。「本を通して植物の魅力を知ってもらいたい」というテーマで、本とつながりのある植物観察と、観察した植物を古代の本・木簡に描いて綴じて持って帰るという、日本初、いや世界初(?)の新しい企画。

参加してくれた方は、小学校1年生〜中学校3年生まで親子総勢30名ほど、埼玉県から来てくれた子たちもいて嬉しい限りです。みなさん、ありがとうございました。

 

 

▪︎身近な本と植物とのつながりとは?

まずはオリジナル紙芝居「植物と本をめぐる旅」にそって、みんなにとって身近な「本」と「植物」のつながりを、古代にさかのぼって紹介します。昔の本や紙の実物を見せながら、さらに関連する植物の実物もすべて、センターのみなさんがこの講座のために用意してくれました。

写真右の植物はパピルス!なかなか見ることのできない珍しい植物です。

 

野外でも本とつながりのある様々な植物を観察しました。
コウゾの前で和紙をみたり、

 

スギの木を見ながらクイズ大会!みんなたくさん手をあげてくれて、大盛り上がりでした〜

植物を前に本の話をするのは私もはじめてで、これぞ植物園ならでは!と思いながら、とても楽しかったです。

 

 

▪︎観察した植物をオリジナル木簡作品に

観察した植物の中からお気に入りの木をスケッチ、

 

 

木簡に描きます。一番人気はコウゾ!

筆ペンがはじめてという子もいる中、力強く描いてくれました。
最初の一筆が特に緊張するけれど、だからこそできたときの達成感もひとしおです。そして、木に描くのは意外と書き心地がよいのです。

 

 

描いた木簡を綴じて、完成です。

 

 

▪︎青空の下、緑に囲まれて、本を読もう!

こうしてできあがった木簡を手に、再び外へ出かけます。
この講座のハイライト、青空の下、緑に囲まれて本を読む体験をするために。

木簡の一番の特徴は、行間のスキマから向こう側が透けてみえることです。
紙の読書にはできない驚きの体験を楽しんでもらいました。

 

 

 

青空に透かして、

 

 

自分の顔を透かして、

 

各々に好きな背景で読書を楽しんでいる姿、なんて感動的なんでしょう!
この木簡プロジェクトをはじめた2016年夏から、いつかこの「世界と一体化する読書体験」をハイライトにしたいと考えていました。
お天気にも恵まれ、ついに夢が叶いました。

 

 

最後は記念撮影。手前の木簡は100枚以上をつなげたもの。みんながはじめてつくった本はもっと短いですが、つくりかたを覚えたら100枚だって同じ作り方でできます。ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

 

アンケートでも全員「本を通して植物を知ることができた」と書いてくれ、ほっとしました。
雨続きの8月ですがお天気にも恵まれ、ラッキーでした。
ご参加してくれた皆さま、植物多様性センターのみなさま、ありがとうございました。

 

 

〜おまけ〜


つくった木簡の写真を送ってくれました。
直前に行った広島のうさぎ島の思い出もミックスして、夏休みの思い出ブックになりました。かわいい〜
誇らしげに飾ってくれていると聞き、嬉しいです。
ありがとうございました!

 

〈開催日:8/6 場所・主催:都立神代植物公園 植物多様性センター〉

 

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