2017/11/17@八王子市立由木西小学校


EVENT, WORKSHOP過去のレポート

 

学校林に囲まれた自然豊かな小学校、八王子市立由木西小学校での3回目の本づくり講座。

今回は月に1度の自然体験特別授業「由木西レンジャー」に参加し、長池公園副園長の小林健人先生とともに、晩秋の豊かな森を舞台に「色」というテーマで、自然観察×表現と本づくりの2時間授業を行いました。目的は、色を通して自然を知ること、そして色を通してコミュニケーションをすることを目指します。

 

▪︎森の中で色を探そう!

森の中には一体何色あるのでしょうか?
赤、黄、緑、橙、茶・・・季節によって多種多様な色をみせてくれます。小林先生による植物の説明を聞きながら、今回は3つのグループにわかれて、赤・黄・緑の3色それぞれ森のどんなところにどんな色があるか、色を探しながら「色さんぽ」をし、「色マップ」をつくってもらいました。

 

 

▪︎色の名前を探そう!

後半は採集した植物の「色探し・色の名前づくり」に取り掛かります。

日本には古来から日本の色の名前があり、日本の伝統色や和色ともいいます。その数なんと500色以上もあるといわれ、赤だけでも50色以上になるそうです。微妙な色の違いを見分ける感性の繊細さにも驚きます。
数多くの色が誕生し、それらを見分けて文化を培ってきた背景には、移ろいゆく四季の中で豊かな自然とともに生活してきたことにあるのでしょう。

この「日本の色カラーチャート」を使って、見つけた赤・黄・緑がどんな名前なのかを探していきます。

 

「これは銀朱色かな?真朱色かな?」班で相談しあい、みんなと意見交換します。

 

 

 

▪︎色の名前をつけよう!

もしもどれにもあてはまらない色があったら、、、新色の名前をつけましょう!

「この色の名前なんだと思う?」「黒黄色?」「チョコバナナ色はどう?」「いいじゃんそれ!」こんな風にして、新しい色がたくさんできあがりました。

「チョコバナナ色」「黒紅色」「赤黒色」「どんなか色」「赤どんぐり色」「ビーツ色」、グラデーションの葉っぱを「ファイブカラーズ」と名付けた班もありました。
「どんなか色」は、どんぐりの中の赤い色のことだそうで、どんぐりの中が赤いということに気がついた班が3班もあったことに、講師の小林先生も感心しておられました。ここに「ゆぎにし色」がセブンカラーズ誕生!

色の名前を知っているとどんなことできるのか。私は、ひとつは人に伝えることができることだと思っています。「これチョコバナナ色じゃん!」なんてコミュニケーションがうまれたら、とっても嬉しいなと思います。

 

最後は各班の成果をまとめる本をつくって終了、これからの授業の成果もここに追加していくそうです。本の完成を楽しみにしています。