イベントレポート 2018.11.15 up

爽やかな秋晴れの11月。
帝京大学・経済学部の「ライフデザイン」という授業の一コマで、古代の本・木簡づくりワークショップを行いました。

 

■好きな動詞コミュニケーション

今回のテーマは「好きな動詞」。
まずは私の自己紹介もかねて、生物や化学を学んでいた大学時代から本に携わるようになった道のりを、ターニングポイントになった本との出会いを紹介。
もともと特別本が好きだったわけでも、この仕事がしたいと強く思ってきたわけでもないものの、「なおす」「いかす」「つくる」ことに惹かれ、その都度ベストだと思って選択してきた先に至った仕事が、手で本をつくることでした。

 

 

今度は、学生たちの好きな動詞をカードに書き出してもらいます。

 

 

つなぐ、話す、聞く、飛ぶ、歌う、遊ぶ、撮る、走る、笑う、帰る、旅する、諦める、掃除する、運転する、ゲームする、もらう、動く、あげる、つぶす、歩く、助ける、、、

飛ぶ!?つぶす!?掃除する??
個性あふれる、気になる動詞がたくさん。
グループでさらに深掘りコミュニケーション。

 

■木簡づくり

いよいよ木簡づくり。

木簡とは、紙ができる前の中国で使われていた本の形のひとつで、短冊状の木をヒモで綴じただけのシンプルなスタイル。ヒモで綴じられていないただの板の木簡は、日本でも多く出土しています。また、竹でできた竹簡もあります。

 

 

 


先ほどの動詞をキーワードに、ポエムや絵、歌詞などを書いてから、ヒモで綴じたら完成です!

 

■好きな仕事をする or 得意なことを好きになる

短い時間でしたが、好きな動詞キーワードをきっかけに、みなさんの夢や悩み、今のことや将来のことなどいろいろなお話ができて、貴重な時間を過ごさせていただきました。

このお話をいただいて、どんな内容にしようか考えていたときに、自分が大学1年生の時にはどんなことを考えていたかと思い出していました。将来のことは深く考えていなかったし、思えば小さい頃から「何になりたい?」という質問が苦手でいつも困っていました。何者かになりたい!と心から思ったことがなかったからです。

それは今でも変わりませんが、考え方は変わりました。
やりたいことやなりたいものがなくても全然よくて、むしろやっていて苦にならないことを能力と捉え、それを活かした仕事や学びを選んであとから好きになる方法もひとつの選択肢だと考えています。小さな発見やきっかけにつながれば、とてもうれしいです。

またいつか会えたら、みんなのその後の話を聞かせてもらえるのを楽しみにしています。

 

〈開催日:11/1 場所・主催:帝京大学・経済学部〉

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